2010年05月29日

日本電子書籍出版社協会がiPhoneに電子書籍を供給とのこと

日本には電子書籍がないよ、とtwitterで喧伝している有識者がいらっしゃいますが、実は昔からちゃんとあります。およそ人というものは自分の見えていることしか見ない傾向がありますが、twitterというメディアはそれを増幅させる効果がありますね。自分のタイムラインで流行っているだけなのに、あたかも世界中の人がtwitterで喧々しているように見えてしまいます。気をつけたいと思います。

さて、日本の電子書籍は「ガラケー」にありまして、例えば「電子文庫パブリ」などから携帯向け電子書籍が、細々とではありますが、出版されています。

で、このたびそのパブリを運営する電子書籍出版社協会が、iPhone向けリーダーを提供するとのこと(毎日jp)。これはつまり、パブリで出版されている電子書籍が一気にiPhone/iPadに流れてくるということで、iPhoneのコンテンツ不足が一旦は解消されることになると思います。

これまではiPhoneで出版される電子書籍と言えばごく限られたテーマの新刊書ばかりで、信者の方が持ち上げる割には読めるものがなく、両方持ちの私は「電子書籍はガラケーで」でしたが、やはりiPhoneで出版されると、携帯より画面が大きいので多少読みやすいと思いますし、なにより話題になってくれることで、今後電子書籍の流れが大きくなることは間違いないでしょう。

ちなみに、パブリの収録数がiPhoneに比べて圧倒的に多いと言ってもまだ1万点とのこと。(iPhoneが少なすぎるのです・・・)司馬遼太郎などはまだ「燃えよ剣」と「歴史と小説」しか収録がなく、例えば今話題の「龍馬がゆく」は無し。今後一層の拡充を期待します。

あ、もっと言うならば、ぜひkindle版も出版してほしい。透過光で本を読むのはやはり疲れますし、文章を透過光で読むのと反射光で読むのとでは読み方が異なるのだとか。(丸田一『「場所」論―ウェブのリアリズム、地域のロマンチシズム』に書いてあるとここに挙げられています。孫引き失礼。)この理論から言うと、新聞をiPhone(透過光)で読むと情緒的反応が主となり、理性的判断が失われるのは良くないですね。誰かkindleに新聞を配信してくれないでしょうか。


posted by jinya at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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